三方とは
What’s SANBOU

「三⽅」とは、神仏へのお供え物をするときや、皇族に献上するときに使う道具で、三⽅づくりは⽇本の伝統産業の⼀つとされています。
三⽅の歴史は古く、南北朝時代の頃にまでさかのぼります。
南朝の後醍醐天皇が吉野に皇居を移したとき、献上物の器として⽤いたのが始まりとされています。
中部地⽅では江⼾時代初期の頃より下級武⼠の内職として三⽅が作られ、⼀⼤産地となりました。
新年を迎える際に、鏡台や三⽅の上に鏡餅を飾り、年神様をお迎えして祈りをささげたといわれています。

- ❶ 折敷(おしき)
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三方の主部。折敷のみで神具として使用されるこあります。供物をのせ、神社や神棚にお祀りするための道具です。
- ❷ 胴
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折敷に載せた供物を、神様により近づけるための部分。穴は「眼像(くりかた)」と呼ばれ、神様の声を聴くためのものだと言われています。穴の形は、災難を避けて濁水を清くする「宝珠(ほうじゅ)」という珠を模っています。
- ❸ 綴じ目
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折敷や胴を曲げて合わせたマチの部分を留めるもの。神具は神聖なものであるため、接続に釘は用いず、その昔は、山桜の皮やお米をつぶして糊にするなど、自然由来のものを使用していました。
神事
神事とは、神に関するまつりごと、儀式です。
神前での祈りや神に伺いを立てることなどで、特定の宗教の神と結びついたものが多くございます。
宗教に従事する専業者が行うものと、一般民衆の行事になっているものがあり、一般民衆の行事となるものには、生活に結びついた行事であり、農業、商売などそれぞれの生業に基づく現世利益、生活の安定を求めるものが多くあります。

季節や行事ごとのお供え物の台として
お供え物の台として使⽤する場合にも、季節ごとにその季節にちなんだ供え物を選ぶ
ことで、⽇々の暮らしの中で⾵物を感じることができます。
⽇常にも気軽に取り⼊れることができる三⽅の使い⽅としておすすめします。

1月:正月

2月:節分

3月:ひな祭り

5月:端午の節句

7月:七夕

9月:お月見・十五夜
10月:十三夜

お食い初め

一升餅

結納・結婚式

神事
神事とは、神に関するまつりごと、儀式です。
神前での祈りや神に伺いを立てることなどで、特定の宗教の神と結びついたものが多くございます。
宗教に従事する専業者が行うものと、一般民衆の行事になっているものがあり、一般民衆の行事となるものには、生活に結びついた行事であり、農業、商売などそれぞれの生業に基づく現世利益、生活の安定を求めるものが多くあります。
季節ごとのお供え物の台として
お供え物の台として使⽤する場合にも、季節ごとにその季節にちなんだ供え物を選ぶ
ことで、⽇々の暮らしの中で⾵物を感じることができます。
⽇常にも気軽に取り⼊れることができる三⽅の使い⽅としておすすめします。

1月:正月

2月:節分

3月:ひな祭り

5月:端午の節句

7月:七夕

9月:お月見・15夜

10月:13夜

お食い初め

一升餅



