こだわり・品質
Commitment / Quality

こだわりの材料
三⽅はヒノキからつくられます。
約400年の間、三⽅には変わらず天然の⽊曽ヒノキが使われてきました。
⽊曽地域から裏⽊曽地域で⽣息するヒノキは「天然⽊曽ヒノキ」と呼ばれ、すらりと伸びる性質、優れた耐久性、清らかな⾹り、⾼い抗菌性、冬⽬と夏⽬の均衡が取れた美しくなめらかな⽊⽬が特徴です。
当社では今まで各地のヒノキを加⼯してきましたが、⽊曽ヒノキが最も質がよいと感じています。
仕⼊れ価格がほかのヒノキの10倍ほどと⾼額ですが、私たちはこだわって⽊曽ヒノキを使⽤しています。
貴重な素材を使い、伝統の技術とともに⽇本⼈の神仏へのこころを⼤切に受け継いでいます。

代々受け継いできた伝統の技術
当社は江⼾中期の頃より、代々三⽅作りの技術を受け継ぎ、質のよい製品をつくり続けています。
よいものをより安くご提供するために、機械化、合理化を⼼がけておりますが、職⼈が⼿作業で細部まで仕上げることにこだわっています。
伝統を受け継ぎ、素材を活かした繊細な職⼈の技を製品の品質に感じ取っていただければ幸いです。
製造⼯程
Manufacturing process

乾燥
⻑野県⽊曽原⽊場でヒノキを買付け。
製材した丸太を、夏場は1週間、冬場には2週間かけて乾燥させます。
墨打ち
⽊に合った型を選別し、墨打ち(印つけ)をします。
⽊材に傷や節がある場合は、その場所を避けて⾏います。


仕上げ
機械で荒仕上げをしたあと、職⼈が⼿仕事でカンナ仕上げをします。
これにより⽊本来の艶が出ます。
⽳開け
型に合わせて機械で⽳(眼象:げんしょう)を開けます。
⽳の切断⾯が⽑⽻⽴つため、職⼈が細部までを⼩⼑で仕上げます。


切り込み
折敷と胴の曲げる場所に、細い切り込みを⼊れます。
板の厚みに合わせ、切り込みの数や刃物の厚さを変えて作業します。
マチ部分
マチ部分の先端を、光を通すほどに薄く仕上げ、隙間ができないように端と端を重ね合わせます。


綴じ
なめした⼭桜の⽪を端末に編み込んで綴じます。
綴じ終えたら、余った⽪を切り落とします。
圧着
重しをして折敷と胴を圧着させます。
釘などは⼀切使いません。

製造⼯程
Manufacturing process

乾燥
⻑野県⽊曽原⽊場でヒノキを買付け。製材した丸太を、夏場は1週間、冬場には2週間かけて乾燥させます。

墨打ち
⽊に合った型を選別し、墨打ち(印つけ)をします。⽊材に傷や節がある場合は、その場所を避けて⾏います。

仕上げ
機械で荒仕上げをしたあと、職⼈が⼿仕事でカンナ仕上げをします。これにより⽊本来の艶が出ます。

⽳開け
型に合わせて機械で⽳(眼象:げんしょう)を開けます。⽳の切断⾯が⽑⽻⽴つため、職⼈が細部までを⼩⼑で仕上げます。

切り込み
折敷と胴の曲げる場所に、細い切り込みを⼊れます。板の厚みに合わせ、切り込みの数や刃物の厚さを変えて作業します。

マチ部分
マチ部分の先端を、光を通すほどに薄く仕上げ、隙間ができないように端と端を重ね合わせます。

綴じ
なめした⼭桜の⽪を端末に編み込んで綴じます。綴じ終えたら、余った⽪を切り落とします。

圧着
重しをして折敷と胴を圧着させます。釘などは⼀切使いません。


